- Miyuki Nemoto
アメリカ日本食事情<米国人は猫舌である>
こんにちは。NEXUSよりネモトです。
海外に出張、赴任または留学する受講生が
多い当スクールですが、
よく皆様が心配されるのが食生活。
外国の食べ物が合わなかったらどうしよう。
日本食レストランはあるのでしょうか
日本食材は手に入るのでしょうか
外国のお米は美味しくないのでしょうか 等々
気になる方が多いようです。
個人的な意見ですが、海外で食べる日本食は、
日本で食べる日本食とは違うものだと
予め理解しておくとよいかと思います。
なぜかというと
その土地に住む人々の口に合うように
味付けがアレンジされていたり、
地元で手に入りにくい食材の場合は、
他のもので代用していたりということもありますし、
何より、日本のお米に慣れている私たちは、
やっぱり日本のお米が一番美味しいと感じる方が
多いのではないでしょうか
アメリカに限った話になりますが、
1990年代以降、お寿司が流行りはじめ、
(料理の鉄人 【Iron Chef】 のおかげ)
今では、ほとんどの街で日本食レストランがあると言っても
過言ではないと思います。(ド田舎は除く)
日本食レストランというよりもSushi レストラン が多いかな
最近では、ラーメンがやたら流行っているみたいですが、
味は定かではありません。
(もちろんお店によるかと思います。)
だいたい、アメリカ人は猫舌が多いし、
ラーメンなんか食べられないでしょと
私はずっと思ってましたからね。
(ラスもやっぱり猫舌でした。)
大昔聞いた話ですが、
アメリカ人はカップヌードルを
アツアツで食べることができない人が多いために、
(つまり猫舌) しつこい!?
アメリカで売っているカップヌードルは、
ぬるいお湯で作れるようになっていると聞いたことがあります。
hot noodle はダメで、 warm noodle が良いんですって。
(ようは、ぬるい麺が好きってことか。。。)
さらに面白いのは、
袋に入っているInstant noodle (インスタントラーメン)を
(アメリカではTop ramen が一般的。)
アメリカ人に作ってもらうと美味しくない場合が多いです。
麺を茹でたあとお湯を捨てて、
スープ用の粉と麺だけを混ぜて食べるのがアメリカ流。
この食べ方には正直びっくりしました。
(ラスはそういう食べ方はしないと言ってました。日系だからかな?私の知っている白人&黒人はみんな粉と麺だけ混ぜて食べてた。)
おまけに麺のゆで時間も異様に長くて、
伸びきったラーメンを食って「旨い」と
言っている人達が結構いますからね。
(元夫とその弟プラス私のお友だちです。。。)
麺はアルデンテがいいと分かってくれる人も
勿論いらっしゃいますので、あしからず。
正直、アメリカで食べるラーメンは
あまり期待しない方がいいかもです。
アメリカ人用にスープがぬるいかもしれないし。
ついでに言っておくと
日本食レストランだからと言って、
オーナーが日本人とは限りません。
韓国人や中国人が経営している
日本食レストランが結構あります。
(まあ、考えてみれば日本でも同じか。)
私が昔よく行っていたお寿司屋さんの大将は、
名古屋出身の方でした。
そこのお店で出されるお味噌汁は、
大将こだわりの名古屋赤みそ仕立ての味噌汁。
旨かったなあ。
アメリカ在住時代、
日本人の友だちがほぼゼロだった私は、
そこに行くと大将と日本語で会話ができるので、
なんだかホッとしたことを覚えています。
また、日本食材は、西海岸の場合、
日本食材専門のスーパーが結構あります。
但し、高いです。
お醤油、みりん、顆粒状のだしやお米、お豆腐などは、
普通のスーパーでも置いてある場合が多いので、
(西海岸&ハワイだけかも? 東海岸や南部は住んだことないので不明です。ご存じの方コメントお願いいたします。)
わざわざ日本食材専門店に行く必要はないです。
あとは、チャイナタウンでも
日本食材がみつかったりするので、(しかも安い)
行く価値あると思います。
私は、韓国人の経営する
インターナショナルマーケットによく行ってましたが、
そこで、納豆や、油揚げ、日本のカレールウ
あとは、アメリカの普通のスーパーでは
みかけない魚介類等(イワシとか)を買ってました。
日本食材専門店にこだわらなくても
意外と普通のスーパーに置いてあったりするので、
Asian (アジアン)の表示のある aisle をチェックしてみてくださいね。
ご参考くださいませ。
追記:私が昔よく行っていた日本人経営の寿司レストランと
ラーメン屋さんを皆さんにご紹介しようと思って、
さきほど調べてみたのですが、
残念なことに両方ともお店がなくなっていました。
ラーメンが流行る前からやってたお店だったのに。
残念です。
オーナーさん達はお元気かな
それでは、また。