- Miyuki Nemoto
アメリカ人が持つ日本食のイメージ
更新日:2020年5月19日
ここ最近、食べ物の話が続いています。
こんにちは。小太りと化しているネモトです。
前回もお話しましたが、
元夫は日本食がぶっちゃけ苦手な男で、
日本のカレーですらもダメでした。
私が思うに、彼はちょっと田舎者のアメリカ人。
(私と出会うまで、飛行機すら乗ったことがなかったらしい。)
一般にアメリカ人が想像する日本食は、
寿司、てんぷら、テリヤキ、ラーメン、鉄板焼き。
正直、アメリカのテリヤキや鉄板焼きは、
日本料理じゃない。気がする。。。。。
アメリカンスタイルの日本料理と
言った方がしっくりくるのは私だけかしら
第一、アメリカのテリヤキは甘すぎて、
わたしはぶっちゃけあまり好きじゃなかったです。
慣れれば、まあこんなもんかと思えるんだけど。
ステーキについては、
ステーキ = アメリカ というイメージが
私の中では強くて、鉄板焼きステーキは、
アメリカ の食べ物だと信じていました。
あのスタイルは、BENIHANA(*ベニハナ)が始まりなんですかね
*ベニハナは、アメリカでは、誰もが知っていると言っても過言ではない日本食レストラン。主に鉄板焼きステーキを提供しているレストランで、創設者は日本人です。先ほど日本のレストラン紅花とアメリカのBenihanaレストラン両方の公式サイト(会社概要&歴史等)を拝見させていただきましたが、お互いに主張したいところが違うせいか?歴史や持っているとされる店舗の数や、どこにお店を出しているなど一致しない情報が多く、ここで誤った情報を提供したくないので、ご興味のある方はご自身でご確認くださいませ。宜しくお願いいたします。
大昔、日本食レストランに連れて行くと言われ、
元夫Mが連れて行ってくれたのが、
シアトルのダウンタウン、当時のフォーシーズンズ内にあった
BENIHANAレストランでした。
元夫Mや彼のお友だちが、お気に入りのレストラン。
日本食レストランのいわば代名詞ともいえる「BENIHANA」。
レストランの名前こそ、日本語だけれど、
ステーキを大きな鉄板で焼き、
オニオンで火山を作り、
エビのしっぽをフライ返しでポ~ンと投げて
シェフの帽子に入れるパフォーマンスは、
日本ぽくないなあと私は思ってました。
ステーキソースは、醤油ベースとゴマダレ風なので日本風です。
(変わっていたらすみません。。。)
何よりも旨い。
美味しい食事を提供するだけではなく、
付加価値(パフォーマンス&ジョーク)で、
お客様に楽しんでもらうというアイデア。
斬新ですよね。
ウィキペディアによれば、
”コメディアン的ボードビリアンのステージアクターだった父・青木湯之助(郷宏之)のアイディアでパフォーマンスを取り入れた鉄板焼きをはじめた。”
らしいです。
そんなわけで、元夫M&彼らのお友だちは
鉄板焼きステーキこそが、日本料理だと信じていました。
おそらくアメリカ人の多くが同じように思っているでしょう。
野菜炒め(Stir-fried vegetables) やチャーハン(Fried rice)は
日本食と言えるのかもしれませんが、
チャーハンって厳密には中国料理じゃないのかね
(今流行っているラーメンも。。。だよね まっ いいか。)
実は、白いご飯をそのまま食べるのは、
苦手なアメリカ人が少なくないです。
チャーハン、リゾット、パエリア、ジャンバラヤ等のように
味が付いているご飯物が好まれるのも
その理由の一つなのでしょうか
白いご飯を食べたとしても、
塩&胡椒にバターやオリーブオイルと混ぜて
食べる人も結構いますしね。
テリヤキチキンと白いご飯とか、
シチュー系のものと白いご飯の組み合わせだと
ほとんどの場合、オッケー。
だから、BENIHANAでは、白いご飯よりも
チャーハンを選択する人が多いのだと思います。
*人の注文するものをみてるんかいと思ってる人いるでしょう
あのね、鉄板焼きのレストランでは、鉄板がデカいから、テーブルを見知らぬ人とシェアするので、見たくなくても誰が何を注文しているのかわかっちゃうの。
アメリカ人が想像する日本食のイメージは、
お寿司やラーメンだけではなくて、
BENIHANAの鉄板焼きステーキ。
そんな気がします。
蛇足ですが、普段からご飯をよく食べる人
(とくにアジア系の方)であれば、
日本のふりかけはお土産として大変喜ばれます。
お薦めは、ユズ胡椒やわさびのふりかけです。
海鮮系は、好き嫌いがあるので、お気を付けください。
あまりお米を食べない人には、
パスタにも使えると教えてあげてくださいね。
それでは、また。
追記:ネモト個人の体験と経験に基づいてお話しておりますので、違うご意見をお持ちの方も沢山いらっしゃるかと存じます。ご了承くださいませ。