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  • Miyuki Nemoto

アメリカ版!?「だるまさんがころんだ」

更新日:2022年8月11日


こんにちは。NEXUSよりネモトです。

本日は、お客様からいただいたご質問です。

Q. 「だるまさんがころんだ」という遊びが日本にはありますが、英語圏にもありますか?

A. はい。ございます。(アメリカ以外の場所であるかは不明。)

「だるまさんがころんだ」に似たゲームで、

「Red light, Green light」と言うそうです。

ちなみに、私自身は、今回初めて知りました。

ルールも日本の「だるまさんがころんだ」と似ています。

pbskids のサイトには以下のように説明されています。

PBSKIDS.ORGより

Red Light, Green Light” Sent in by: Essence of New York, NY ”Don't get caught in a moving violation! To play, one person is chosen to be the traffic cop. All the players stand on the starting line and the traffic cop has his back to the rest of the players. When he says "green light," players try to run to the finish line. When the traffic cop says "red light," he turns around and players have to stop in their tracks. If the traffic cop catches a player moving, he sends them back to the starting line. First person to cross the finish line wins and becomes the new traffic cop.”

簡単に解説しますと

交通違反を取り締まるお巡りさん(Traffic cop)が

プレイヤーを捕まえるというコンセプトのようです。

そのため、このゲームでは、「おに」を「traffic cop」と呼びます。

「traffic cop(交通警察官)」が「Green light(青信号)」と

言っている間に、

プレイヤーはゴールに近づけるように走ります。

「Red light(赤信号)」と「traffic cop(交通警察官)」が言ったら、

プレイヤーは静止します。

動いているのを「traffic cop」に気が付かれ、

名前を呼ばれたら、

スタートラインに戻り、やり直しになります。

一番最初にゴールライン(「traffic cop」がいる場所)に

着いたプレイヤーが勝ちとなり、次の「traffic cop」になります。

どうやら、日本の「だるまさんがころんだ」とは

微妙にルールが違うらしいです。

日本の場合は、静止できずに鬼に捕まったら、

鬼と手をつなぐとかでしたよね

それで、誰かが、鬼にタッチすると

スタート地点に向かってプレイヤーが逃げて、

捕まった人が負けとなり、鬼になる。だったと思います。

(*昔過ぎてルールをはっきり覚えていないため、間違っていたらすみません。。。)

「Red light, Green light」の場合、

勝った人が「Traffic cop(交通警察官)」になるという考え方。

とてもアメリカらしいと感じるのは私だけですかね

◆日本版だと「負けた人」が「おに」になる。

◆アメリカ版だと「勝った人」が「Traffic cop (交通警察官)」になる。

この違い。なんだか大きい気がします。

「負けた人」が「おに」になるのは、ネガティブなイメージ。

故に 「おに」になるのはイヤだ=負けるのはイヤだ。

の感情が生まれる。

一方、「勝った人」が「traffic cop(交通警察官)」になる。

アメリカ版は、似たようなゲームだけれど、

イヤな気持ちになる子ども(鬼になって嫌だ。という感情)が

いなそうなので、ポジティブなイメージ。

故に、「Traffic cop」はクール=勝つのは気持ちいい。

みたいな感じ

コンセプトは非常に似ているけれど、

言葉の違い(?)、考え方の違い(?)、文化の違い(?)なのか

アメリカ版は、捉え方がポジティブな気がします。

英語って否定文を避ける傾向にあるじゃないですか。

日本語だと「芝生入るな」&「立ち入り禁止」など、

否定が強い表現を使うのに対し、

英語だと「Keep off the grass」&「Staff only」のように表現し、

あえて「Do not walk on the grass」&「Do not enter」とは言わない。

それと同じなのかなとふと思いました。

そんなわけで、

映像を観てもらったほうが、

ルールも分かりやすいかと思いましたので、

ゲーム(Red light, Green light) のビデオをご覧くださいませ。

https://youtu.be/pzOgTBr1VZ0

P.S. 地域や人によってルールに多少の違いがあるようです。

ラス曰く、ラスが子どもの頃ハワイでは、

日本版のルールと似ていた気がすると言ってました。

それでは、また。

#アメリカ文化

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