- Miyuki Nemoto
留学先で友達を作る ~お互いの国を知る~
こんにちは。NEXUS-Englishマンツーマン英会話の根本です。
私が留学のためにアメリカに渡ったのは、1995年。
円高の影響もあり、
日本からの留学生が多かったのもこの時代だったのではないでしょうか。
最近では、政治的な理由で韓国と日本は難しい立場に置かれていますが、
それでも1990年代と比べたら、韓国と日本は大変身近なお隣の国となりました。
現在では、週末を使って韓国にエステ&グルメ旅行に行かれる方もいらっしゃると思います。
しかし、1990年代前半の時代は、韓国や中国は、近くて遠い国。
そんな存在でした。
留学先の英会話スクール(某大学ESL)の学生の多くが日本人。
その次に多かったのが、韓国からの留学生でした。
以前もお話したことがあるかと思いますが、
わたくし自身、留学していたころ、
韓国からの留学生と親しくさせていただきました。
当時、韓国では、日本大衆文化の制限をしていて、
日本の雑誌、音楽、映画などすべてが禁じられていたことを
彼らに聞いて初めて知りました。
それすら知らなかった私は、
日本人として恥ずかしい気持ちになったのを覚えています。
韓国では、日本との歴史的なお話を、
小さいころから、学校教育だけではなく、家族からも教えられます。
それが良いとか悪いとか言っているのではなく、それが普通なのです。
(但し、現在は違うかもしれません。。。)
それでも、韓国の留学生たちは、日本にとっても興味を抱いてくれていて、
日本語を勉強したことがある学生が結構いました。
表向きは、禁止されているけれども、
ブラックマーケットで日本の雑誌やCDが買えることも教えてもらいました。
また、そのまま韓国で使われている日本語があることを知り、驚いたことも覚えています。
その後まもなく、金大中(キム・デジュン)大統領時代の1998年以降、
韓国は、日本の大衆文化を段階的に開放してきました。
理由は、ともあれ、現在も日本のアニメやドラマは依然解禁には至っていないようですが。
当時は、まだインターネットが一般化していない時代です。
もちろん、図書館に行けば、わかることも多くあったと思いますが、
直接、話を人から聞くことは、すご~く大切だと私は思っています。
留学先で、「日本人のお友達は不要」とまでは言いませんが、
せっかく、日本を飛び出してきたのですから、
色々な国の人たちと積極的に交流をもってください。
そして、彼らの国の話を是非聞いてください。
習慣でも文化でも何でもよいと思います。
きっと彼らも日本について尋ねてくるでしょう。
その時のために、自分のお国事情や習慣、
文化などを多少説明できるようにしておくとよいかもしれませんね。
以下、てきさすさんから頂いたコメントです。
その通りですね。
私の周りはサウジアラビアや中国人が多いのですが、サウジはラマダン中は朝から食べないので、この前目の前で食べないでって(笑)
中国人は会えばフェイスブックやってる?って声かけてたけど、今日聞いたら政府が制限かけてて、アメリカ来てから始めたという人ばかりなんだと知りました。
お互いの文化を知る事はとても重要です!
ネモトの返信コメント
留学すると日本に居たら得られない経験等たくさんあるかと思います。日本にいる方々が知らないであろう情報や体験談などを是非ブログに書いてください。楽しみにしてます。