- Miyuki Nemoto
子供の間で流行っている病気 in アメリカ
こんにちは。Nexusの根本です。みなさん、お元気ですか。
毎年11月の第四週目の木曜日はアメリカのThanksgiving です。
多くの方が帰省する時期でもありますが、ここ最近コロナ以外の病気がアメリカで問題視されています。
一見、コロナ禍前の状況に戻っているようにも見えるアメリカ。
がしかし、現在もコロナの感染者数は平均で4万人を超えています。
アメリカの場合、医療保険を持っていない人が多いのと、ちょっとした風邪やインフルエンザの症状で病院に行く習慣がないため、
コロナかも?と思っても病院に行かない人が少なからず存在します。
おそらく公表されている数字よりもはるかに多い人たちが感染していると推測します。
それに加えて、子供たちの間(特に乳幼児)で
RSV (respiratory syncytial virus) が流行していて、
(日本語名:RSウィルス感染症)
重症化するケースも増加しており、コロナ&インフルエンザと重なって、
ワシントン州シアトルのある小児病院は、キャパシティーを超えての対応
(何時間も待たされる、全ての患者を受け入れられない等)
300%の状況に陥っているというのです。
ここ数年、コロナ禍の影響で、本来乳幼児が獲得すべき免疫が取得できていないことが原因らしいです。
これは世界共通の問題かと思いますので、皆様もお気をつけてくださいませ。
では、では。
Happy Thanksgiving!
*筆者は医療従事者ではございません。下記にご紹介しているサイトを一部抜粋し、医療系英語学習の一環として解説しております。
その他関連記事のリンク:
https://www.washingtonpost.com/health/2022/11/20/hospital-capacity-rsv-flu-covid/
"Respiratory syncytial (sin-SISH-uhl) virus, or RSV, is a common respiratory virus that usually causes mild, cold-like symptoms. Most people recover in a week or two, but RSV can be serious, especially for infants and older adults. RSV is the most common cause of bronchiolitis (inflammation of the small airways in the lung) and pneumonia (infection of the lungs) in children younger than 1 year of age in the United States." (上記CDC公式サイトからの抜粋)
「呼吸器合胞体ウイルス(RSウィルス)または RSV は、軽度の風邪のような症状を引き起こす呼吸器の感染症です。 ほとんどの場合 1 ~ 2 週間で回復しますが、乳幼児や高齢者は重症化する可能性もあります。 米国の 乳幼児(1歳未満)の細気管支炎および肺炎を引き起こす一番の原因はRSVです。」(根本の意訳)