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  • Miyuki Nemoto

ホストマザーの息抜きとベビーシッター

更新日:2020年6月24日

ホストマザーは、生まれたばかりの赤ちゃんがいました。

出産してしばらく、(3~4か月くらい)

家にいたのですが、スーザンは仕事に復帰しました。

(私の母も出産後は、毎回3か月で復帰していた人なんで、そんなもんなのかぁくらいにしか当時は思っていませんでしたが、考えてみたら、スーザンもうちのお母さんも凄くね?鉄人だわ。)

ベビーシッターを雇っていたので、

朝、スーザンが出勤する前にシッターが来て、

スーザンが帰宅するまで、

赤ちゃんは、シッターさんと一緒に家でお留守番です。

シッターさんは基本、

昼間の時間帯だけの契約だったようで、

時間がきたら、さっさっと帰っていきました。

ある日、スーザンに聞かれます。

"1時間5ドルでベビーシッターしない?"

当時アメリカの留学ビザ(I-20)では、

アルバイトは許されていませんでした。

現在もダメです。

私が留学していた時期は、(大昔)

ちょこちょこルールが変わって、

大学内でのアルバイトが許されていた時期もありましたが、

普通のアルバイトは禁止されていました。

とは言え昔は、ゆるゆるだったのか?

Under the table で働いていた留学生も結構いました。

決して推奨しているわけではないので、あしからず。

違法行為はダメです。

念のため申し上げますが、

現在は、取り締まりがとっても厳しいらしいので、

違法で留学生を雇ってくれるところは

ほぼないと思ってください。

話を戻します。

現金即払いのベビーシッター。

時給5ドルでも、

本来バイトが許されていないことを考えたら、

1ドルでも稼げたらラッキーくらいの気持ちだったんです。

だから、速攻オッケーしました。

日本では、ありえないと思う方もいるかもしれませんが、

アメリカでは、お母さんたちが、

小さな子供でも

子ども抜きで、外出することがあります。

日本では、子どもがいるご家庭では、

子供中心になりがちですが、

アメリカでは、必ずしもそうとは限らず、

お母さんもお父さんも

たまには息抜きが必要だといいう

概念が成り立っています。

私の知っている、あるアメリカ人は、

おばあちゃんに子供を預けて

クラブに行ったりしてました。

それはさすがに

ちょっとハメ外しすぎではないか?と

当時は思ったりもしましたが、

彼女は19歳で出産して、

シングルマザーで頑張っていたし、

息抜きが必要だったんでしょうね。

とにかく

親となっても自分の時間も大切にする。

妻/夫とのロマンスを忘れない。

アメリカでは、ごく普通です。

というか、

これを忘れがちな日本人妻は注意が必要です。

まあ、これは全く別のテーマになりますので、

今回は割愛しますね。

でっ。

子どもさんはお留守番で、

ママはお友だちとブランチ/ランチ、

旦那さんとデートなんてこともあり、

スーザンの場合は、

残業がほとんどのようでしたが、

そんなわけで、

私は、週に数回ベビーシッターをすることになりました。

ラッキーなことにコリン君は、

いつもニコニコしていて、

必要なとき以外は泣かない子だったんで、

正直ラクでした。

まあ、現金で稼げたといっても

週に50ドルから60ドルでしたが、

それでも

親からの仕送りがない貧乏留学生には、

ありがたいバイトだったですね。

また聞いた事がある悪質なケースとしては、

留学生をベビーシッターやお手伝いさん

代わりに受け入れる

ホストファミリーが過去にはいたようです。

急に思い出したんだけどさ、

「ベビーシッターしながら留学ができます!」の

うたい文句で宣伝していた業者が過去にいたよね・・・

まあ、それはさておき、

最近は留学生に何かあったら困るということで、

審査が厳しくはなっているようです。

ついでにもう一つ蛇足だけど、

その昔、留学生にベビーシッターを頼んだら、

そのベビーシッターが赤ちゃんを誤って

死なせちゃったとかで、

逮捕された留学生がいました。

確か、ドイツ人だった気がします。

あんまり関係ないかもしれないですが、

留学生にシッターをお願いする

ホストファミリーは、おそらく最近は稀だと思います。

それでは、また。

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