• Miyuki Nemoto

プリンスの命を奪った鎮痛剤

こんにちは。



NEXUS【ネクサス】マンツーマン英会話よりネモトです。



今年4月に57歳の若さでこの世を去った



スーパースター プリンス。



大好きだったの。



あれだけのスーパースターでありながら、



”Will” [遺言(書)] がなかったらしく、



彼の残した資産を巡り、すでにもめているようです。



彼の遺産問題については、



またの機会にお話できればと思います。



今回ご紹介する記事は、プリンスの死因と



彼が使用していた鎮痛剤についての記事のご紹介です。



All About Fentanyl, the Drug that Killed Prince and Is Sweeping the U.S.



(直訳) 

<フェンタニルのすべて>

プリンスを殺した薬剤、フェンタニルがアメリカを襲う。



すでに日本語でもニュースで取り上げられているようですが、



Fentanyl(フェンタニル)と呼ばれる鎮痛剤の過剰摂取が原因で



プリンスは死亡したと正式に発表されました。



日本での事情などまったく私もわかりませんが、



アメリカでは、鎮痛剤を過剰に摂取し、



鎮痛剤依存症になる人が、意外と多くて、



大きな社会問題の一つとなっています。



*注意:ブログ著者は、医療従事者ではございません。インターネットに掲載されている英文記事を参考に解説のみを行っております。また英語のプロではないため、日本語訳はあくまで参考としてご覧ください。また著作権の関係上、全文は訳しておりませんので何卒ご了承くださいませ。



”But fentanyl may not be as immediately familiar to many people as more commonly cited drugs like Percocet or Oxycontin.”



”Percocet(パーコセット)やOxycontin(オキシコンチン)と違い、



Fentanyl(フェンタニル)は、 多くの方にあまり馴染みのない薬かもしれない。”



鎮痛剤を使用している人が多いからなのか?



私みたいに強力な鎮痛剤を使った経験がない人でも



大人であれば、鎮痛剤の名前は知っているのが、



アメリカでは一般的です。



上記に出てきた、



Percocet(パーコセット)や Oxycontin(オキシコンチン)の他、



Oxycodone(オキシコドン)【総称?】、Vicodin(ヴァイコディン)などが



一般的によく聞く名前です。



(詳しいことはわかりません。)



わたしの場合、痛み止めは、薬局で買える



Advil(イブプロフィン)や Tylenolくらいしか



使ったことがないので、よくわからないのですが、



鎮痛剤は、依存性が高いものが多いようです。



”Fentanyl is a synthetic opiate similar to morphine, but much more powerful. The CDC estimates that fentanyl is 80 times as potent as morphine and hundreds of times more potent than heroin. Classified as a Schedule II drug by the federal government, its medical uses are typically pain management following surgery or for chronic pain.”



”Fentanyl(フェンタニル)は、合成鎮静剤で



モルヒネと似ている鎮静剤であるが、効き目は更に強力で、



The CDC(Centers for Disease Control and Prevention )

米国疾病対策センター



によれば、Morphine(モルヒネ)の80倍。



Heroin(ヘロイン)の数百倍も強力だそう。



連邦政府は、フェンタニルを



Schedule II drugとして分類しており、



一般的には、医療目的で術後や慢性痛などに使用される。”



としております。



*Schedule II drug (スケジュール II 薬物)の意味が



わからないので調べてみました。




Schedule II drugs, substances, or chemicals are defined as drugs with a high potential for abuse, with use potentially leading to severe psychological or physical dependence. These drugs are also considered dangerous.

(リンク:http://www.dea.gov/druginfo/ds.shtml



上記は、The U.S. Drug Enforcement Administrationからの抜粋です。

(米国麻薬取締局)



”スケジュール II 薬物、物質、または化学薬品とは、



乱用性が高く、また心理的または身体的に深刻な依存症に



つながる可能性の高い薬剤として定義されている。”



”これらの薬剤は、また危険と考えられている。”



”Now marketed under the brand names Actiq, Duragesic and Sublimaze, Fentanyl was originally synthesized by Paul Janssen in 1959 or 1960 (reports vary) as a structurally related analog for pethidine (more commonly known as Demerol), which had been created a few years prior. ”



「Actiq, Duragesic and Sublimaze」というブランド名で、



1959年または1960年に(記録によって違う)



Paul Janssen という人物が、フェンタニルを合成したそうです。



”Fentanyl was being abused recreationally by the 1970s. Apparently, it’s appeared on the streets under names like: Apache, China Girl, China White, Dance Fever, Goodfella, Jackpot, Murder 8, TNT and bizarrely, Tango and Cash. While initially, it was simply stolen from pharmacies, it has also been synthesized by drug dealers and is frequently “cut” or mixed with heroin or cocaine, going by ominous names like Bomb, Drop Dead, Flatline and Lethal Injection. One gram of pure fentanyl can be cut into approximately 7,000 doses for street sale, and manufacture of the drug requires relatively little technical knowledge.”


”フェンタニルは、1970年代に娯楽用として乱用されはじめ、



アパッチ、チャイナガール、チャイナホワイト、ダンスフィーバー、



グッドフェラ、ジャックポット、殺人8、



TNTなどの名前で闇に出回り始めた。



(現在も闇に出回っているようです。)



最初は、単純に薬局から盗まれたものが密売されていたが、



やがてドラッグディーラーたちは、



自分たちで薬物を合成するようになり、



コケインやヘロインと混ぜて、



Bomb [爆弾]、Drop Dead [突然死]のような



不吉な名前で密売するようになったそう。



1グラムのフェンタニルで、



およそ7000回分の麻薬を作ることができ、



技術的な知識もほとんど必要なく作れる”としています。



In the U.S., fentanyl has quietly usurped heroin in many regions. In New Hampshire, for example, the drug killed 158 people in 2015, while heroin killed 32.



”アメリカでは、フェンタニルが、ヘロインを超える勢いで



多くの地域に静かに広がっている。



例えば、2015年のニューハンプシャー州で、



フェンタニルが原因で亡くなった人は158名。



ヘロインで亡くなった人は32名だ。”



”In March of 2015, the DEA issued a nationwide alert about the drug. “Drug incidents and overdoses related to fentanyl are occurring at an alarming rate throughout the United States and represent a significant threat to public health and safety,”


”2015年3月 The DEA(米国麻薬取締局)が、



アメリカ全土に向け



フェンタニルに関する警告を発した。



「フェンタニルに関連する事故や過剰摂取が、



異常な速さで、アメリカ全土に広まっており、



これらの事故や過剰摂取は、



公衆衛生と安全に重大な脅威を及ぼしていると警告している。」



” DEA Administrator Michele M. Leonhart wrote. The report specified New Hampshire, New Jersey, Rhode Island, Pennsylvania and the St. Louis area as being hit particularly hard, with California one West Coast outlier, owing to its common use as a traffic route for drug cartels in Mexico.”


”報告書は、ニューハンプシャー州、ニュージャージー州、



ロードアイランド州、ペンシルベニア州、



セントルイス市(ミズーリ州)を



大きな打撃を受けた特定地域としている。



西海岸では、カリフォルニア州のみが特定地域とされており、



メキシコの麻薬組織が、密輸経路としてカリフォルニア州を



使用しているため”ようです。




The alert did not come without solid cause, as Levenson told PEOPLE that America is facing a “national opioid epidemic, with overdose being the number one cause of accidental deaths in the country.



”この警告は、堅実な理由があっての発動である。



アメリカでは不慮の事故による死亡原因の第1位が、



(薬剤・麻薬)の過剰摂取による事故死であり、



全国的にオピオイド系鎮痛剤 流行に直面している。”




ということは、交通事故で亡くなる人よりも



多いという事なのでしょうか?



(*上記の情報についての信ぴょう性は定かではございません。



あくまで、記事を訳しているだけですので、ご了承くださいませ。)



強力な鎮痛剤を本当に必要とされる方が



沢山いらっしゃるその半面、



乱用・悪用する人もまた多く存在していて、



プリンスのように過剰摂取が原因で亡くなる人が、



残念ながら多いという事実。何とも複雑な思いがします。



日本では、薬物使用が原因で誰かが亡くなるとか



逮捕されるとかって、あまり普段耳にしない話で、



一般の人には、あまり馴染みのないようなお話のような気がします。



しかし、



薬剤を誤った理由で使ったり、必要以上に使いすぎると



本当に危険なんだなあ。と改めて感じた記事でした。



それでは、また。



出典:Prince's performance for the 'Pepsi Halftime Show' at Super Bowl XLI on February 4, 2007.JONATHAN DANIEL/GETTY IMAGES