フィラデルフィア市 ソーダ税導入へ

こんにちは。



本日ご紹介する記事はこちら。



Philadelphia becomes first major city to pass soda tax



直訳:フィラデルフィア市:主要都市で初のソーダ税を承認



2014年にカリフォルニア州、バークレー市で、



はじめてソーダ税が導入されておりますが、



今回のフィラデルフィアの可決は、



アメリカで5番目に大きい街での承認となったこともあり、



今後他の都市でもソーダ税の導入を試みるのではないかと



と言われています。



”By a vote of 13-4, the Philadelphia City Council approved a 1.5-cent-per-ounce tax that will affect sodas and other sugary drinks, including teas, sports drinks and energy drinks. Drinks exempt from the tax are those that are more than 50% fruit juice, vegetable juice or milk, said Lauren Hitt, the communications director for the mayor's office.”



フィラデルフィア市議会は、13対4でソーダ税を承認。



1オンス(約28ml)あたり、1.5セント(約1.6円)の



税金を課せられることになります。



「Soda Tax (ソーダ税)」とは ”Soft drinks” と一般に呼ばれている



炭酸飲料や糖分入りの日本でいう「清涼炭酸飲料」に



あたるものに課せられる税金で、



ティー、スポーツドリンク、エナジードリンクも含まれるそうです。



ただし、



50%以上の果汁、野菜ジュース、牛乳が含まれているものには、



適用されないとしています。



“City Council has ignored the voices of the 58% of Philadelphians who oppose this regressive and discriminatory large tax on more than a thousand common grocery items,” the group Philadelphians Against the Grocery Tax said in a statement to USA TODAY. "This tax is unconstitutional, and that's why we will take this fight to the courts."



多くの一般食料品に課せられる、逆進的(*)かつ差別的な税として、



58%の市民はソーダ税を反対しているそうで、



フィラデルフィア市議会での今回の可決は、



市民の意向を無視した承認として非難を浴びているようです。



(*)<逆進税とは>ある租税の負担者の所得に対するその租税負担額の割合が,所得が上昇するにつれて低下するような性質の租税をいう。たとえば生活必需品に一定税率の物品税が賦課された場合に,形式的に考えれば課税標準となるその物品の量または価額に対する課税率は一定であるので,この税は比例税であるといえる。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)



ソーダ税の反対グループ

「the group Philadelphians Against the Grocery Tax」は、



この税は憲法違反だとし、裁判で争うとしています。



こちらの記事では触れていませんが、



私が住んでいたことのあるワシントン州は、



一般食料品と認められるものについては



売上税は課せられないのですが、



フィラデルフィア市のあるペンシルバニア州では、



一般食料品にも売上税がかかるそうで、



清涼炭酸飲料は食料品のカテゴリーに入るため、



ソーダ税はその上乗せとなるようです。



そういった観点からも



憲法違反だと主張するグループが存在するのかもしれません。



”William Dermody, the vice president of policy for the American Beverage Association, which represents Coca-Cola and Pepsi, called the tax regressive and said the association would take legal action to fight it.”



飲料業界大手のコカ・コーラやペプシは、



ソーダ税を”regressive”(逆進税)と非難し、



大々的なソーダ税反対キャンペーンを行っていたようです。



”The case could certainly be made for a healthier Philadelphia, where more than 68 percent of adults and 41 percent of children are overweight or obese. But Kenney focused on public interest over public health.”



フィラデルフィアは、肥満の都市と言われることもあり、



大人68%、41%の子供が肥満気味または肥満と言われています。



そのため、今回のソーダ税導入は、



肥満の削減にもつながるとして、歓迎している団体も存在します。



(フィラデルフィアは、高カロリーの



Philly Cheese Steak サンドイッチで有名だしね。)



税収の一部は、子供たちのために使われるとか、



リクリエーション施設建設に使うとか、



はたまた、市の職員の手当に充てられるとか言われていますが、



なんだかイマイチはっきりしない感が否めないかな。



というのが私個人の感想です。



とりあえず、清涼炭酸飲料は飲むのやめろってことですかね?



それでは、また。

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