- Miyuki Nemoto
アメリカ人が日本に来て驚いたこと
アメリカ人が日本に来て驚いたことをリスト化してみました。
これらは日本に住むアメリカ人から聞いたお話をまとめています。
だからどうした?と言われたらそれまでですが、他の国々からやってきた方々も同じように感じている方がいらっしゃるかもしれません。
外国人から見た日本はこんな風に映っているのか?と知っていただけると幸いです。
ご紹介する順番はランク付ではありませんのでご了承ください。
日本人だとおそらく気がつかないであろうことから先にご紹介したいと思います。
(1)エレベーターの「閉まる」ボタンが使える
日本に来てエレベーターの「閉まる」ボタンを押したら本当にドアが閉まって驚いた。
というのは笑い話のような本当のお話です。
どういうことかと言うと、アメリカのほとんどのエレベーターは「閉まる」ボタンが動きません。本来は使えるらしいのですが、安全性の観点から?意図的に作動しないように設定されているらしいです。
それでも、せっかちなアメリカ人は「閉める」ボタンをバンバン押している人が多いです。
動かないとわかっていても「閉める」ボタンを押しているというのですから笑えます。
(2)ゴミ箱がない
日本の街は綺麗なのにゴミ箱が少ないのはなぜ?と不思議がられます。
(3)公共交通機関の充実
特に首都圏では、電車&バスの公共交通機関が非常に充実しているので驚かれる方が多いです。時間に正確なことも驚きのようです。
(4)無料のWi-Fi環境が少ない
アメリカと比較すると日本は無料で使えるWi-Fiがとても少ないので不便と言われる方が非常に多いです。たとえ無料であったとしても、いちいち登録しなければならない面倒な作業が入るのもまた日本独特ではないでしょうか。
(5)インターネットのスピードが早い
無料のWi-FIが少ないという不満の声もよく聞きますが、日本のインターネットはとても早いと感じる方が多いようです。ただ最近は5Gの影響でさほど差はないのかしら?
(6)日本人は礼儀正しいはウソ!?
どこの国も一緒で色々な人がいるということですよね。日本人は礼儀正しいと信じてやってきた外国人は、がっかりする人が少なくありません。特におじさん、評判悪いです。コンビニやお店で店員さんを怒鳴っているおじさん達。気をつけましょう。
(7)礼金や更新手数料&保証会社
アパートを借りるときに発生する「deposit(敷金)」はまだわかるけれど「key money(礼金)」って何?とよく聞かれます。アメリカ人に限らず外国人の場合、日本でアパートを借りるのは大変という話は皆さんも耳にしたことがある思います。特に外国人は保証人がいない場合がほとんどのため保証会社を使用しなければならないことも、また日本独特の文化かと存じます。
アメリカでアパートを借りる場合、年間所得とクレジットスコアが重要になります。それらが条件に満たないと保証人(cosigner)が必要になるのが一般的です。1年毎に家賃が上がっていく場合もありますが、日本のように更新手数料は発生しません。
(8)日本人は規則(ルール)に従う/規則から外れる人があまりいない
それ故「決まりだから」で物事を片付けられてしまうケースも少なくない。
規則から外れる事、例外なケース等があった場合、どうして良いのかわからなくなるのが日本人と思われています。つまり臨機応変に動けないのが日本人と思われているのです。
日本人が規則に従うのは「peer pressure(この場合は社会からの見えない圧力)」に弱いからだと思われがちですが、反面、マスク着用を法律で義務化しなくても、皆がマスクを着用してくれるプラスの面もあるかと存じます。周りに迷惑をかけたくないと考える人が多いのも日本らしいかなあと思いますがいかがでしょう?
(9)レストランの当たり外れがない
日本のお食事処(レストランや居酒屋等)は、まずい店がないとよく聞きます。
(10)日本人女性は嫉妬が激しい!?
もちろん人によりますよね。日本人女性はガールフレンドとしてはベスト。妻としてはタイ女性がベストと言われるのはあまりにも有名な話です。
(11)公衆トイレが綺麗
場所にもよるかと思いますが全体的に公衆トイレが綺麗だと評判です。
(12)治安がよい
銃が絡んだ殺人事件は非常に稀で、置引きやひったくり、空き巣もアメリカとは比較にならないい程少ない日本は世界で最も安全な国の一つとして知られています。女性が一人で夜歩けることも驚かれます。
(13)街全体が綺麗
地域にもよりますがアメリカはゴミが落ちているエリアが意外とありますので、日本はとても綺麗と感じる方が多いです。
サンフランシスコに行った時、道の脇にゴミが沢山落ちていて驚いたのは何を隠そうこの私です。
(14)ホームレスが少ない
アメリカの場合、特に都会はホームレスが多く、彼らが住む地域は治安が悪い上、ゴミが散乱していることが多いです。
しかし、日本はホームレスが少なく、おまけに住んでいる場所を綺麗に整理整頓されているホームレスの方も多いので驚くようです。
蛇足ですが、今週末にスーパーボウルがあるロサンゼルス(Inglewood)では、スタジアム周辺に住むホームレスを追い出し一掃したらしいです。おそらく一時的だと思いますが。
(15)英語の表記が少ない
2022年現在でも「英語の表記」が少ないという話はよく聞きます。駅名のローマ字表記はありますがそれだけでは不十分なこともありますので、駅に英語表記を増やしていただけるとありがたいですね。
(16)クレジットカードが使えないお店が意外と多い
現在のアメリカではクレジットカードが使えないお店は珍しいかと思います。昔はチャイナタウンやアジア系のお店では「現金のみ」のお店もたくさんありました。
日本と比較するとアメリカは、お店側がクレジット会社に支払う手数料が低いので導入しやすいというメリットもあり、また安全性の面から、できる限り現金はお店に置きたくないと言うのが本音のようです。アメリカは日本と比較すると強盗・空き巣が多いからでしょうか?
現金がどこでも使える日本は「治安が良いから」こそなのかもしれません。
また、アメリカの場合、クレジットカードを持っていない人の多くが低所得者のため、逆に現金が使えるようにしてほしいと地域によってはビジネスオーナーに自治体がお願いしている所もあるのだとか。
(17)思った以上に英語を話せる人が少ない
耳の痛い話です。
(18)人種差別 & 国出身差別
あからさまな差別はされないと聞きますが、これも又「人による」と前置きした上でお話いたします。
よく耳にするのは、警察官に何度も身分証明書の提示を求められる。ということです。ひどい場合、同じ警察官に何度も職務質問された人を何人も知っています。特に肌の色が濃い人や小麦色の人が職務質問されることが多いです。
最近はわかりませんが、以前は上野駅周辺、東京駅周辺、新宿駅周辺は外国人に対するハラスメントがめちゃくちゃ多かったです。(被害者多数知っています。。。)
これらは全て事実に基づいて書いております。作り話ではありません。日本に住んでいる外国国籍の方々は真面目な方がほとんどで日本に馴染もうと頑張っています。だからこの事実を公に話す人はいません。
でも外国人に対する警察のハラスメントは、外国人の友達がいる人であれば一度は聞いたことがあるでしょう。
ラスのように日系アメリカ人は見た目が日本人なので、上記のような経験はないそうです。
しかしながら、日本人に見えるが故に苦労することもあるようでして。。。
日本語で話されて意味がわからくて困った。という事も度々あるそうです。
ラスの場合、日本語が苦手なため、軽くあしらわれることも結構あって、日本語がわからないとわかると馬鹿にされているような気がするといいます。相手にもよるらしいです。
ハワイ出身の日系アメリカ人とわかると急にフレンドリーになる人もいるそうです。
もし、あなたが外国に住んでいて、その国の言葉がうまく話せなかったとき、相手に馬鹿にされたような態度を取られたらどんな気持ちになるか考えてみてください。
どんなに私の英語が下手くそでも、私の言っていることを一生懸命理解しようとしてくれた人達がアメリカには沢山いました。そうでない人も勿論いました。
一生懸命に理解しようとしてくれたアメリカの人達のように私達もなれたらいいなと思います。
(19)電車内の痴漢
治安は良いけれど、変態&変な人が多いと思われています。特に電車の中で遭遇する痴漢は「ありえない」と感じている人が多いです。日本人の私でもありえないと思ってますけどね。
(20) ありえない超満員電車
ぎゅうぎゅう詰めの超満員電車、扉に挟まりそうな人を押し込んでまでも乗車させる日本の鉄道に驚愕するようです。
いかがでしたでしょうか?
では、また。