- Miyuki Nemoto
またもや金を盗まれた留学生
こんにちは。NEXUS-Englishマンツーマン英会話より根本です。
本日は、「留学珍道中」の続きに戻りたいと思います。
銀行口座から金を盗まれた私は、神経質になりすぎて、
個人小切手(今でも使う人いるのかな?)や
カードを使うことを避けるようになりました。
つまり現金主義で生活をしていたのですが、
ある日、また銀行から電話がかかってきました。
銀行によれば、カリフォルニアにいないはずの私が、
デビットカードで大きな買い物をしようとしたそうです。
しかし、口座にお金が入っていなかったためにカードが使えなかったらしいのですが、
カードの使い方に疑いがあるということで、
銀行が確認の電話をしてきてくれたのでした。
大型スクリーンテレビと車(ホンダの何とかって言ってましたが、昔過ぎて忘れてます。) ってさ、
貧乏学生にそんなお金あるわけないのに、なぜこんなことになるの?
またもや、何者かにデビットカードで残っていたお金を使われてしまったのでした。
最初にガソリン代から始まり、ちょこちょこ安物を買い、
最後にテレビと車を買おうとしたらしいのです。
今度は、私も犯人とグルじゃないかと銀行に疑われ、
またもや、盗難手続きのため、
ワシントン州に帰らなければならなくなってしまいました。
同じことの繰り返しです。
警察に盗難届を出し、銀行に行き、何十枚もの書類にサインをし、
数か月後、無事にお金は戻ってきました。
カードを盗まれたことなんて一度もないのに、
なぜ私の名前で、デビットカードをもっていたのか不思議です。
今は厳しくなってるみたいなので、大丈夫だと思いますが、
昔はカードで支払うと領収書にカード番号の全部が記載されてしまっていたんですね。
それを盗み、カードを偽造する人がいたそうです。(当時の警察の話です。)
すぐにお金が戻ってこなかったので、金に困り、
父親にお金を泣く泣く送っていただきました。
ホントに有難かったですね。
そして、その後、容疑者が捕まったという連絡はありませんでした。
アメリカ、恐るべし。
それでも私は、アメリカが好きです。
*2014年に書き下ろした記事ですが、すべて実話です。