- Miyuki Nemoto
「forget to ~」&「forget ~ing」の違い
更新日:2022年8月11日
こんにちは。Nexusより根本です。
今日は一般に間違いやすいと言われている文法のお話です。
受験英語でも出題されることがあるらしいので、受験生も英会話を勉強している人も知っていると便利です。
では、下記の二つの文章をご覧ください。
それぞれ意味が違います。
わかりますか?
(1) I forgot to lock the door.
(2) I forgot locking the door.
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(1) I forgot to lock the door.
ドアをロックするのを忘れた。
(2) I forgot locking the door.
ドアをロックしたことを忘れた。
◆ forget to 〜. 「〜するのを忘れる」
◆ forget 〜ing. 「〜したことを忘れる」
(1)I forgot to borrow her 100 bucks.
彼女に100ドル借りるのを忘れた。
(2)I forgot borrowing her 100 bucks.
彼女に100ドル借りていたことを忘れた。
他にも目的語が動名詞と不定詞で意味が異なる他動詞は、
いくつかありまして他には「remember」や「try」があります。
◆ remember to 〜. 「〜するのを覚えている」
◆ remember 〜ing. 「〜したことを覚えている」
(1)Please remember to lock the door.
ドアをロックするのを覚えておいてね。
(2)Do you remember locking the door?
ドアをロックしたことを覚えている?
◆ try to 〜. 「〜しようと試みる」
◆ try 〜ing. 「(実際に)〜してみる」
(1)He tried lifting the rock, and found it was not very heavy.
彼はその岩を持ち上げてみたが、そんなに重くないことがわかった。
(2)He tried to lift the rock but he couldn't.
彼はその岩を持ち上げようとしたができなかった。
いかがでしたしょうか?
頭でわかっていても実際に使おうとすると混乱すると思います。
しかし、何度も使っていると感覚(体)で覚えられるようになりますので
是非、実際の会話や日記に書いたりして使ってみてくださいね。
では、では。