• Miyuki Nemoto

「香ばしい」は英語で何と言うの?

こんにちは。



NEXUS Englishマンツーマン英会話よりネモトです。



先に申し上げますが、本日のブログ長いです。。。



「香ばしい」に当てはまるピッタリの単語はこれです



という単語がみつからないため、



色々な単語の例を出しながら、



皆さんと一緒に考えていくかたちで、説明しております。



ご了承くださいませ。



では参りましょう。



昨夜、あるテレビ番組で、



すご~~~~く気になったことがありましたので、



ブログで皆さんとシェアしたいと思います。



テレビをつけたら、たまたまやっていただけで、



しかもちゃんとみていたわけでもなく、



詳しくはよくわからないのですが、



日本語がわかるアメリカ人らしき男性と



アナウンサーみたいな女性がいました。



アイドルグループらしき女の子たちが、



食レポを英語でチャレンジして、



間違ったところや、わからないところを



外国人男性と英語がわかるアナウンサー(?)が



ヘルプするという内容でした。



一人の女の子がラーメンの具で入っていたチャーシューの味



(だったと思います。あまりよく観ていなかったので定かではありませんが。)



を表現するのに「香ばしい」とおっしゃいました。



そこで、外国人男性とアナウンサーは



「Roast beef」と同じですよ。みたいなことを言い、



「Roasting flavor」が香ばしい味となります。



と説明しました。



がしかし、その解説に困惑した私。



私の中では、「Roast」 は、料理方法であって、



食べ物の味を説明する単語だとは思っていなかったので、



ちょっと違うような気がしたんです。



「Roast」を調べると



”・to cook (food such as chicken, potatoes, or beef) with dry heat in an oven or over a fire.”



訳:(鶏肉、ジャガイモ。牛肉などを)オーブンで焼くまたは、直火で焼く調理のこと。




または、” to dry (something, such as a bean or nut) with heat.”



訳:(豆や木の実等を)熱で乾燥させること。



*アメリカの場合、オーブンを使って乾燥させること多々あり。



もしや



私の思っている日本語の「香ばしい」は意味が違うの!?



というわけで、調べてみました。



日本語の「香ばしい」は、ニコニコ大百科によると



「ほんのりと焦げたような良いにおいを表す形容詞」となっていました。



ってことは、焼きダンゴの醤油の焦げたにおいとか



焼き鳥を焼いているにおいとかを「香ばしい」というのでしょうかね?



だとすれば、



やっぱり、NuttyまたはSmoky



一番近いと私は思ったのです。



がしかし、、、



ラスに聞いてみたところ、



お肉の香ばしさを表現するには、”Nutty”とは言わない



言われてしまいました。



焼鳥やBBQもソースやお醤油がちょっと焦げて



美味しくなると思いますが、



あのお肉の香ばしさを表現するとしたら、



「Char」(n) or 「Charred」(adj)だったらどうかな?

(ラスの意見)



なるほどね。確かにそうかも。



これが一番日本語の「香ばしい」に近いかな?



意味を調べると



「Char 」:(v)”to burn slightly and superficially so as to affect color”


(訳):焦げ色がつくように表面をほんの少しだけ焦がすこと。



(n):a charred material or surface.


(訳):焦げたものまたは、表面が焦げている。



イメージとしては、食べられる程度の焦げ具合を



表現するときが、「Char」。



食べられな程に焦げてしまった場合は、



Burnt」(adj) を使うかな。



例えば、食べられないくらい焦げたトーストは、Burnt Toast



では、「Smoky (Flavor)」と言ったらどうでしょうか?



「Smoke」(燻す)は、調理方法。



Smoky」は、調理方法にかかわらず、



スモーキーな味や香りを表現します。



燻製チーズとか燻製サーモンとかありますよね。



燻したものには、「Smoky」(スモーキー)な味や香りがすると言えば、



Smoky」がどんな味や香りか想像がつくかと思います。



BBQや焼き鳥などにも、「Smoky」な味がありますよね。



いかがでしょう?



ちなみに私が「香ばしい」を表す単語に近いと思ったもう一つの単語、



Nutty」を辞書で調べると


”Having a flavor like that of nuts: The wild turkey often has anutty tastewhen cooked.”


(訳)ナッツのような味があること:野生の七面鳥は、多くの場合、調理すると”Nutty Taste”になる。



*ここで、七面鳥の肉を”Nutty Taste”と説明していますが、これが、日本語でいう「香ばしい」を意味しているのかというと非常に微妙です。やはり「木の実のような味」としたほうが適切かと思われます。




”It tastes of nuts, has the texture of nuts, or is made with nuts.”


(訳)ナッツ(木の実)の味。木の実のような質感。または木の実で作ったもの。




”The aroma and flavor characteristic of fresh nuts. Coffee cuppers are careful to avoid using the term "nutty" when describing coffee with taste or aroma characteristics of rancid nuts or bitter almonds. Coffees from South America commonly have a nutty flavor. ”



となっており、



上記の解説をみると全体的には、やはりナッツ系(木の実)のような味 とされています。



ピーナッツバターや”Nutella”などは、



Nutty taste の代表的な味でしょう。



(出典:http://www.nutella.com/en/int/inside-the-jar1)



日本人に一番わかりやすいのは、ゴマかなあ?



ゴマ油の香ばしい香りも「Nutty」。



ゴマを炒ったときの香りも「Nutty」です。



どうです?想像つきましたか?



もう一つ例を挙げます。



プリンのカラメルソースの味を想像してください。



砂糖をちょっと焦がしたあの味を



日本語で「香ばしい」と表現するとすれば、



ネイティブは ”Nutty Flavor”と表現するでしょう。



砂糖を焦がしただけなのに、なぜナッツ系の味と表現するのか?



と思われるかもしれませんが、



すこし焦げたようなあの味は



木の実のような味とちょっと似てると思いませんか?



なので、キャラメル独特の風味を



”Caramel Flavor”(キャラメル味)(当たり前ですが)とか



”Nutty Flavor”(木の実のような味)と表現するようです。



プリンのカラメルは、英語で、Caramelized sugar といいます。



直訳すると「キャラメルにした砂糖」。



(そのまんま。)



そもそもキャラメル化する(Caramelization)とは



どういうことなのか?調べてみますと、



”Caramelization or caramelisation (see spelling differences) is the oxidation of sugar, a process used extensively in cooking for the resulting nutty flavor and brown color. ”(出典:http://www.scienceofcooking.com/caramelization.htm



(訳)キャラメル化とは、よく使われている調理方法(加工)のことで、砂糖(糖分)が酸化反応を起こし、香ばしい味や茶色(焦げた色)に変化する現象のことです。



例えば、茶色になるまで炒めた玉ねぎも、”Caramelized onions” です。



そして、さらに、



コーヒー豆の香りも「Nutty」 と表現されることがあります。



(コーヒーは豆の種類や産地によって味が違うので、必ずしも”Nutty”とは表現されないので注意。)



チーズやワイン、ウイスキーなども種類によっては、



その味を”Nutty”と表現されることがあります。



驚いたことに、



ネイティブも「Nutty」の味をよく理解していない人が多いようで、



化学的に「Nutty」の味を研究されたチームの論文を発見。



ご興味のある方は是非ご覧ください。(英文)




Defining and Characterizing the “Nutty” Attribute across Food Categories



<まとめ>



「香ばしい」の意味が、



「ほんのりと焦げたような良いにおいを表す」だとすれば、



「Roasting flavor」



「Savory」「Sweet」「Aromatic」「Fragrant」等は、



残念ながら、ちょっと意味が違うかと思います。



(*他のサイトやグーグルの翻訳ツール等では、上記の単語を「香ばしい」の意で使うとして紹介されていました。)



単純に良い香りを表現するのであれば、



「Aromatic」 や「Fragrant」でもオッケーですが、



「ほんのり焦げたような良いにおいを表現」するには、



ちょっと説明不足な感じがします。



ちなみに「Savory」は、「Sweet」の反対です。



しょっぱい味のもの、甘くないものを指します。



”Savory food is salty or spicy and not sweet in taste.”



ですので、「香ばしい」とは違いますね。



「Sweet」は、う~ん。どうなんでしょう?



「Sweet」だけだと、やはり甘いイメージだけで、



説明不足な気がしますが、



皆さんはどのようにお考えになりますか?



私たちの見解では、



お肉の香ばしさを表現する場合は、



「Char」(n) or 「Charred」(adj)



微妙に違いますが、または「Smoky」。



糖分を焦がした味や香りや



木の実を少し焦がしたような味や香りの



香ばしさを表現する場合は、Nutty



いかがでしたでしょうか?



コメントお待ちしております。



それでは、また。

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